欧州自動車産業ニュース                    -2010年2月5日-

独乗用車新車販売、2010年1月は4.3%減

 ドイツ連邦陸運局(KBA)が2日発表した2010年1月の乗用車新車販売(登録)は18万1,189台となり、前年同月を4.3%下回った。昨年9月初めに新車への買い替え制度が終了したことから、12月に続き2カ月連続で後退し、1月単月ではドイツ統一後で最低となった。補助金制度は個人を対象としていたため、同カテゴリーが全体に占める割合は一時、65%を超えていたが、1月は42.2%に減少した。
 ブランド別では、6ブランドのみが前年実績を上回った。日産/インフィニティは206.1%増と急増。シュコダ(43.8%増)、シボレー(43.7%増)、ルノー/ダチア(39.0%増)、フォルクスワーゲン(VW、10.9%増)、フィアット(0.1%増)も増加した。日産の関係者によると、新車買い替え補助金に連携させた独自のボーナスサービスが販売増加に寄与したもよう。同社は12月も118.4%増と好調だった。ただ、補助金制度の終了にともない、今後は減少傾向に転じると予想している。
 日本メーカーはこのほか、マツダ57.1%減、ホンダ43.2%減、トヨタ/レクサス36.6%減、スバル29.8%減、ダイハツ22.2%減、三菱自18.8%減、スズキ18.2%減といずれも2ケタの落ち込みとなった。
 ドイツブランドもVW以外は振るわず、ポルシェ31.7%減、メルセデス18.1%減、フォード16.1%減、BNW/Mini15.0%減、アウディ12.8%減となった。

■ 1月の生産台数は17%増、国外受注が好調

 独自動車工業会(VDA)が同日発表した2009年1月の独自動車メーカーの国内生産は36万2,700台となり、前年同月を17%上回った。輸出が18%増の26万4,500台と好調だった。
 国内受注は新車購入の補助金制度が終了したことが響き、前年同月を16%下回った。
 VDAのヴィスマン会長は今年について、国外受注の好調とドイツメーカーの市場シェア拡大により生産台数では前年並みを維持できる見通しとの見解を示している。



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